雨戸塗装ローラー作業の手順とポイント

お役立ち情報

1. 下準備(養生・清掃)

塗装前に、周囲の壁や窓ガラスなどをしっかり養生テープとビニールで覆います。
雨戸の表面は汚れ・ホコリ・サビを落とすためにケレン(研磨)と清掃を行い、塗料の密着性を高めます。

2. 下塗り(プライマー塗布)

金属製雨戸の場合、サビ止め効果のある下塗り材(プライマー)を均一に塗布します。
下塗りを省くと早期剥がれやサビ再発の原因になるため、必ず丁寧に施工します。

3. 中塗り(ローラー塗装)

ローラーを使って塗装を行います。
雨戸は凹凸が多いため、毛丈の短いローラーを使用し、縦横方向にローラーを転がすことで塗料を均一に広げます。

4. 上塗り(仕上げ塗装)

中塗りと同じ塗料を再度ローラーで塗布し、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。
重ね塗りすることで光沢と防汚性が増し、長持ちする仕上がりになります。


作業のポイント

  • ケレン(研磨)作業を丁寧に行う:密着力を大きく左右します。
  • 薄く均一に塗る:厚塗りはムラや垂れの原因に。
  • 乾燥時間を守る:各工程ごとにしっかり乾かしてから次の塗装へ。
  • 端部は刷毛を併用:ローラーで届かない細部は刷毛で補う。
ベランダの塗装

① 準備

  • 必要な道具
    • サンドペーパー(#240~400程度)
    • ワイヤーブラシ(サビ落とし用)
    • マスキングテープ・養生シート
    • サビ止め塗料(鉄部用)
    • 屋外用塗料(シリコンやウレタンがおすすめ)
    • 小型ローラー(毛丈5~10mm程度)
    • 刷毛(細かい部分の塗り分け用)

👉 ポイント:雨戸は鉄製が多いため、サビ止めの有無が仕上がりを左右します。


② 下地処理

  1. 雨戸を外す(可能なら)
    → 外せない場合は養生を丁寧に。
  2. 古い塗膜・サビを落とす
    • ワイヤーブラシやサンドペーパーでしっかり落とす。
    • サビが残ると再発の原因になります。
  3. 清掃
    • ほこり・油分を雑巾で拭き取る。
    • 可能なら中性洗剤で洗い、乾燥させる。

👉 ポイント:下地処理を丁寧にすれば塗装が長持ちします。


③ 下塗り(サビ止め)

  1. サビ止め塗料を ローラーや刷毛で均一に塗る
  2. 乾燥時間を守る(目安:2~4時間)。

👉 ポイント:サビ止めは「透けてもいい」ではなく、しっかり塗り切ること。


④ 上塗り(仕上げ塗装)

  1. 1回目の上塗り
    • ローラーを使い、縦横なでるように塗り広げる。
    • 溝や角は刷毛で先に塗っておくと仕上がりが良い。
  2. 乾燥(目安:4~6時間以上)
  3. 2回目の上塗り
    • 同じように塗り、色ムラや透けをなくす。

👉 ポイント:2回塗りが基本。1回だとムラや耐久性不足になります。


⑤ 仕上げと片付け

  • 養生を剥がして乾燥を待つ。
  • 塗料が完全に硬化するまでは 24時間以上 触らないのがベスト。

◆ DIYで失敗しやすいポイント

  1. 下地処理不足 → サビがすぐ再発
  2. 乾燥時間を守らない → 剥がれやムラの原因
  3. 厚塗りしすぎ → 垂れや塗膜割れ
  4. 屋外作業は天候に注意(湿気・雨・強風の日はNG)

◆ まとめ

  • 雨戸塗装は 下地処理+サビ止め+上塗り2回 が鉄則。
  • DIYなら ローラー+刷毛の併用 が最も仕上がりがきれい。
  • コストは業者の半分以下に抑えられますが、耐久性や美観重視ならプロ施工がおすすめです。

施工エリア

姶良市霧島市湧水町伊佐市出水市阿久根市薩摩川内市さつま町
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南大隅町の鹿児島県内をエリアとして施工をお受けいたします。

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